六重奏曲 作品6

楽譜のイメージ

レ・ヴァン・フランセが取り上げたことで脚光を浴びた楽曲。木管五重奏とピアノの編成による貴重で重厚なソナタ。
ロマン派の正当な系譜の楽曲といって差し支えないであろう。

両端楽章、すなわち第一楽章および第四楽章は伝統的なソナタ形式の調性配置に沿っている。すなわち、主調の変ロ長調に対して、提示部の第ニ主題は属調のヘ長調で、再現部では主調の変ロ長調で奏される形である。

第一楽章、提示部では第一主題をホルンが、再現部ではホルンがファゴットを伴って奏で、第ニ主題は両部分ともクラリネットが奏でる。

第ニ楽章、ホルンの夢見るような旋律で開始する。中間部は同主短調に転調し、

第三楽章、オーボエが主題を提示する。中間部はト長調に転調し2倍速い指定(doppio movimento)がなされ、軽やかな曲調となる。

第四楽章、高音木管のアウフタクトつきの八分音符に導かれ、ピアノが第一主題を奏する。再現部も同様である。第ニ主題は提示部においても再現部においてもホルンが提示する。

概要および詳しい説明、初稿の文責:田丸和弥

基本情報

作曲家

ルートヴィヒ・トゥイレ

作曲時の年齢 26〜27歳 (ルートヴィヒ・トゥイレ) 誕生日を過ぎていたかどうかが分からないため、幅で示しています。
作品番号 作品6
作曲年 1888年
構成 全4楽章
主調 変ロ長調
演奏時間 約30分
パート数 6パート (打楽器・鍵盤も含めた数)
管楽器・弦楽器のパート数 5パート (必須パートのみ。打楽器・鍵盤は数えていません)
必須パート数 6パート (すべてのパートが必須) ※必須パートを単純に合計した値です。実際の必要人数とは異なることがあります。
参考動画

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曲目・区分 小節 調性 拍子 速度標語 メトロノーム
I. 冒頭〜 変ロ長調 4分の4拍子 Allegro moderato —
II. 冒頭〜 変ホ長調 4分の3拍子 Largetto —
III. 冒頭〜 ト短調 4分の2拍子 Gavotte. Andante, quasi Allegretto —
IV. 冒頭〜 変ロ長調 8分の6拍子 Finale. Molto vivace —

楽器 パート 使う曲 人数
Flute 全曲 必須
Oboe 全曲 必須
Clarinet in Bb 全曲 必須
Horn 全曲 必須
Bassoon 全曲 必須
Piano 全曲 必須

div.(分奏)の扱いや任意パートの実際は、楽譜によって異なります。 ご購入の前に、楽譜そのものの情報を必ずご確認ください。